
787ってフェースが悪ガキっぽいよね、って思うのは私だけ?(笑)
台湾便でビジネスクラスにアップグレート
JALで台湾に行った時のこと。
その搭乗手続きで嬉しいことがあって、そのいきさつから色々わかったことがあるのでシェアしたいと思います。
今回の台湾渡航では、往復ともエコノミーからビジネスクラスシートにアップグレードされるというとても幸せな経験をしました。少しドキュメンタリー風に当時の状況を解説します。
台湾へのフライト当日、9:10関西発11:05台北着JL813便に搭乗するために、久しぶりの国際線とあって、はやる気持ちを抑えきれず、午前7:00前には関西空港へ到着。

カウンター案内を見ると、チェックインカウンターが7:00まで開かないとのことでしたが、10分前だったので、カウンター前で待つことに。
ここでまずはステイタス会員の威力を発揮。
エコノミーの列は7:00前からすでに多くの人が並んでいました。

しかし、ビジネスクラスやステイタス会員のレーンは0人。つまり私が一番でした。これでまず気持ちいい体験をさせてもらいました。
そして、7:00ちょうどにはJALのグランドスタッフがカウンターの前に整列し、挨拶をしてくれるちょっとした儀式を体験し、いざカウンターオープン。

おそらく、今日一日で最高の笑顔だと思われるグランドスタッフ。カウンターに行き、JGCカードとパスポートを差しだすと、グランドスタッフが耳を疑うような第一声を発しました。
「本日はエコノミー席が満席となっていますのでビジネスクラスのお席をご用意いたします」
Oh,Lucky!
ビジネスクラスのカウンターで一番に手続きをしてもらい、さらにビジネスクラスにアップグレード!なんと気持ちいい朝でしょう(ビフォーアフターのナレーション風)。
グランドスタッフはそんな私の清々しい気持ちをよそに、業務を進めます。
「通路側のお席ですが、よろしいでしょうか」
通常ですと、ビジネスクラスにアップグレードしてもらった嬉しさのあまり、「もちろん、通路側でも結構です!」と言ってしまいそうになるところですが、そこはグッとこらえて冷静に、私なりの最高の笑顔で、「窓側の席にしてもらえませんか」とお願いしてみました。
すると、しばらーく考え込んでいたスタッフ。
ほんの数秒だったと思いますが、ドキドキの時間が流れます。
しばらくすると、スタッフが「わかりました、ご用意いたします。」と。
わがままを言ってみる勇気をくれるのがステイタス会員資格ですね!
・・・ということで取れた座席は「2K」。正真正銘のビジネスクラスです。


そして、「ビジネスクラス」と書かれたチケットを颯爽と胸ポケットに差し、「無理言ってごめんね」とグランドスタッフに超絶、爽やかな挨拶を残して、サクララウンジに向かったのでした。。。
JAL台湾便ビジネスクラスのシートなど
関西→台北行きのJL813便はボーイング787-8を使用しています。この機材のビジネスクラスのシートは「JAL SKY SUITE」か「JAL SHELL FLAT NEO」になりますが、私が搭乗した時は「JAL SHELL FLAT NEO」で運航されていました。

http://www.jal.co.jp/inter/service/business/seat/shellflatneo.html

実際のシート。
後ろからも撮ってみた。このショットってなかなか撮れない・・・

足元が広いっていいよねー

もはや、使い方が良くわからん。。。
余談ですが、このシートはフルフラットになる仕様(上記ベッドポジション)でしたので、すぐにでも試してみたかったのですが、朝出発して正午につく、朝日がまぶしい便で、いきなりフルフラットにする勇気はなかったです(笑)
でも、リラックスモードでも十分に快適でした。
唯一、このシートで残念なことは、隣の席との仕切りがないこと。これ、微妙に気になりました。薄い板でもいいから、もう少しプライバシーを確保出来るようにしていただきたいところ。
しかし、そんな不満を吹き飛ばしたのは、やはり食事ですね。



手前の卵料理は、ホントにアツアツで、空の上でこんなアツアツの食事が出来るなんて、本当に空の上のレストランみたいでした。

もちろん、お酒はスパークリングワイン。

「食事を提供します」とCAさんが言いに来てから、結構出てくるまで時間がかかったのですが、一つひとつ、温めているんでしょうね。ビジネスクラスを担当するCAさんも大変です。お疲れ様です。
最後はハーゲンダッツのアイスで完食。

そして幸せな気分のまま、台湾桃園国際空港へ到着しました。やっぱりビジネスはいいわ。
行きとは異なるアップグレードとは?
今度は、帰りの話。
12:15台北発16:00関西着816便に搭乗するために一路、桃園国際空港へ。
この時もエコノミークラスのカウンターは混雑していましたが、ビジネスクラスのカウンターは空いてました。ちなみに国際線の方がこの傾向が強いように思います。いろいろチケットがあるからかな?
順番を待っている間、私はある戦略を考えていました。
「行きもビジネスクラスにアップグレードしてもらったんですよ。幸せだったなぁ」
と、つぶやいてみようと。「そうすれば、またアップグレードしてくれるかも」。
そして、期待に胸ふくらませた私の順番が回ってきた時、パスポートとJGCカードを渡し、戦略通りつぶやいてみました。
すると、グランドスタッフから意外な回答が。
「エコノミーのままでビジネスクラスのシートを利用できますよ」
「エコノミーのまま???ビジネスクラス???」
うーん、何だか微妙なニュアンス。受付してくれたグランドスタッフが台湾人なので、うまく表現出来ていないのか、私の理解度が悪いのか。
何度かやり取りをしていると、どうやらビジネスクラスのアップグレードとは少し違うみたい。
ひとまず、ビジネスクラスのシートを確保出来ることは理解出来たので、そのままチケットを受け取ってもよかったのですが、そこはマイラー根性で、後に続く人のための情報収集のために、どういうことなのか?を日本人スタッフを呼んでもらい、もう少し詳しく聞いてみました。
すると、この便は「ビジネスクラスのシートをエコノミークラスのシートとして開放している」とのこと。
なるほど~つまるところ、ビジネスクラス、エコノミークラスを明確に分けず、流動的に配分して、全席埋まるように予約を取っているんですね。
以下のこの便のシートレイアウトを見ていただくと分かりやすいかも知れません。

この便の1-10列目まではビジネスクラス、22-55列目までがエコノミーのシートとなっているのですが、この7-10列目のシートを流動的に配分しているようです。
そのため、エコノミーの予約が満員になると、ビジネスクラスのシートが配分されることもあるんですね。道理で、事前に座席指定が出来なかったわけだ。
で、ここでマイラー的思考で重要なのが、エコノミーの予約が満席になったとして、
「誰が」ビジネスクラスにスライドしてもらえるのか?
ということ。
やはりそこは「ステイタス会員」ですよね(おそらく)。各ステイタス会員のメリットは航空会社のホームページに掲載されているので、誰でも知ることが出来ます。しかし、あくまでも想像の域は出ませんが、このような「ちょっとしたところの優先権」みたいなものが、存在するように思います。
飛行機を利用しているとこのようなシーンに度々出くわすことがありますが、ステイタス会員になったことの魅力は実はこういった部分にあるのでは?と、実際にステイタス会員になってからつくづく思います。

ただ、こういう部分は、本当の意味で実際にステイタス会員になって、体験した人しかわからないとは思うので、ぜひこのブログにたどり着いた方には、最低でもJALならサファイア会員かJGC、ANAならプラチナ会員かSFCのステイタス会員を目指してほしいと思います。
「ホントにステイタス会員になれるの?」と思っているあなた。
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