GWド真ん中に沖縄へ旅行に行ってきました。さすがにGWということで空港も混雑していましたが、ここぞとばかりにANAプラチナ会員のメリットを存分に享受してきましたので、その時の様子を記事にしてみます。
つい先日、SFC修行を解脱し、ANAプラチナ会員事前サービス期間に突入したため、そのサービスがどのくらいメリットがあるのか?を、実際にGW中の沖縄旅行で効果検証を行ってきました。
ANAプラチナ会員サービスその1~国内線座席指定の優先
ANAグループ運航便の日本国内線予約の際に、希望の座席を優先して選べるサービスです。実は、飛行機の座席予約は、一般の予約では解放されていない会員専用の枠というものが存在します。ブロンズ以上のステイタス会員になると、「通路に出やすい」「脚が伸ばせる」などの席を選んだり、2名はまだしも、3名以上になると難しくなる横並びのシートが取りやすくなるなどの座席指定の優先サービスがあります。これにより希望の座席で、機内での時間をより快適に過ごすことが可能になります。
今回、私は2017年1月に半年分のチケットが発売された時に、GWだけど早割で非常に安いチケットがあったので、早くも1月の時点でGWの沖縄行きチケットを予約して押さえていました。
ただ、この時私はSFC修行を始めたばかりの平会員。当然ながら選択出来る席が少なく、44列目という最も後方の席しか取れませんでした。1月の時点ではこの状態。予約状況としては最悪でした。
しかし、その後GWまでにSFC修行を解脱し、プラチナ会員資格を得ることが出来、プラチナ会員事前サービスを受けられるようになりました。その際にプラチナ会員専用ダイヤルに連絡をして、座席指定の枠を広げてもらうように依頼しました。そのノウハウについてはこちらの記事が詳しいです。
そうすると、さすがプラチナ、前方に指定出来る座席の枠が増え、結局エコノミーの前から4列目の8列の席を確保できました。これにより、飛行機の搭乗してからすぐに座席に付くことが出来、もちろん降機の際もスムーズでした。
ANAプラチナ会員サービスその2~プレミアム専用カウンターでスムーズにチェックイン
座席指定でいきなりANAプラチナ会員のメリットを享受しましたが、もちろんそれだけではありません。空港に着いて、さっそくメリットがあったのは、プレミアム専用チェックインカウンターです。行きはそうでもなかったのですが、帰りの那覇空港では、GWということもあってか、朝8時の便にもかかわらず、多くの搭乗客でごった返していました。もちろん、チェックインカウンターも激混み。
出発時刻の1時間前に空港に着いたため、おそらくこの列に並んでいると、間にあわなかったことでしょう。
しかし、プレミアム専用チェックインカウンターはご覧の通り。少し並んでいるように見えますが、実際は手続きが終わるまで5分程度しか、かかりませんでした。
GWなので、このチェックインについて最も懸念していましたが、プラチナ会員になることで、この混雑を見事に回避しました。おかげで空いた時間で空港でゆっくり朝食を摂ることが出来ました。
ANAプラチナ会員サービスその3~手荷物許容量の優待
この手荷物許容量、個人的には結構やっかいだと感じています。なぜかというと、私は「備えあれば憂いなし」ということで、出来るだけ想定出来る範囲での荷物は持っていきたい派なので、どうしても荷物が多くなります。これはこれまでにもかなりの回数、旅をしていますが変わりませんね。
ということで、いつもスーツケースが20kgギリギリになります。平会員時代は、何度か見過ごしてもらったこともありますし、また逆に何度かチェックインカウンターで開けさせられ、オーバー分の荷物を取り出したこともあります。なので結構、トラウマ(までいかないにしても)になっている部分です。
しかし、ANAプラチナ会員になると、平会員だと許容量が20kgのところ、+20kgで合計40kgまでと、無料で預かってくれる範囲が広がります。これはありがたい。今回も実際24kgになっていたので、セーフ。
ANAプラチナ会員サービスその4~プレミアム専用保安検査場の利用
GWのような混雑時には、チェックイン同様、このサービスもありがたいので、期待していきましたが、当日は専用保安検査場はあまり混んでいなかったため、残念ながらメリットは薄かったです。このサービスは、どちらかというと、羽田-伊丹などの利用客が多い空港で威力を発揮しますね。
優先レーンを利用しました。他のレーンは少し並んでいましたが、優先レーンは誰もいませんでした。ガラガラ。
ちなみにこの専用保安検査場、各空港にて少し様相が異なります。
羽田空港では、ANAプレミアムチェックイン入口を入ると、中にチェックインカウンターとプレミアム専用保安検査場があります(他のチェックインカウンターや保安検査場とは全く別の場所)。
新千歳空港、伊丹空港、福岡空港では、プレミアムチェックインカウンターのすぐ近くにプレミアム専用保安検査場があります(写真は伊丹空港)。
その他の空港は一般の保安検査場の一部に優先レーンとして用意されています(写真は那覇空港)。
ANAプラチナ会員サービスその5~ANAラウンジの利用
専用保安検査場を通過して、制限エリアに入った後は、ANAラウンジへ直行。GWなので多くの子供連れの家族が搭乗口付近の待合スペースで、にぎやかに搭乗を待っているのを横目に静かなラウンジへ行けることはプラチナ会員ならでは。ありがたや。
実は那覇のラウンジは、せまくていつも混んでいるのであまり好きではないのですが、GWは普段あまり飛行機に乗らない乗客が多いためか、ラウンジ内混雑の心配をよそに逆に空いている感じ。
しかも那覇のANAラウンジは外で工事をしていて、風景もいまいち・・・飛行機の発着は見れるポイントですが、少々遠いのも難点。
ANAプラチナ会員サービスその6&7~優先搭乗&手荷物受け取りの優先
プラチナ会員などのステイタス会員になりたい大きな動機の一つである優先搭乗。こちらもGWで満席のフライトで堪能してきました。前述の通り、GWは意外とステイタス会員が少ないようで、サポートが必要な方およびダイヤモンド会員は少しいらっしゃいましたが、プラチナ会員で優先搭乗したのは私ともう一組だけでした。その他大勢は一般搭乗。選ばれし人物を感じる瞬間。優越感MAX。
そして、関西空港に到着。手荷物もPRIORITYタグがついているので、優先的にターンテーブルに出てきます。
今回の沖縄へのフライトではどちらも1番に私の荷物が出てきました。おかげで極めてスムーズに、スマートに空港を後に出来ました。
まとめ
プラチナ会員になって(JALのJGCでも体験済み)、各優先サービスを体験して思うのですが、フライト前後の時間を快適に過ごす工夫がなされているなと、つくづく感じます。
端的に言うと、同じ時間、場所でフライトしているのですが、「一般の搭乗客とは交わらない」「全く違う空間にて過ごしている」、そんな感じがします。少々大げさに言うと、芸能人がなかなか会えない別世界の人だと感じるのも、一般の人とは導線が全く違うからなのですが、それに近い感じです。
でも、その資格が半永久的に与えられるSFCやJGCは、私のような一般人にも手の届く身近なステイタスなのだと改めて思いました。おかげさまで普段は修行でしか来なかった沖縄も、今回ばかりはゆっくりと沖縄の魅力を発見する格別の旅行となりました。いや~SFC修行がんばってよかった。
解脱した安堵感と、優先サービスを受けた優越感と、素敵な沖縄の景色を堪能しました。