マリオットホテルプラチナチャレンジを達成した直後、「早く、プラチナ会員としての特典を堪能してみたい!」とウズウズしていたところ、ちょうど年末年始で休みが取れたので、急遽、ルネッサンス・リゾート・鳴門に予約を入れて宿泊してきました。
ルネッサンス・リゾート・鳴門は、淡路島と徳島県を結ぶ渦潮で有名な鳴門大橋を望むロケーションに位置しています。
ルネッサンス・リゾート・鳴門は関西からのアクセスが良く、全線高速道路で走ってきて、最寄の鳴門北ICを降りて1分くらいで着きます。途中には絶景が望める淡路サービスエリアもあって、関西在住の方なら気軽な旅行に最適なのでお勧めです。
さて、早速ルネッサンス・リゾート・鳴門へ予約を入れます。まずは、マリオットホテルの公式サイトで、ルネッサンス・リゾート・鳴門を調べます。マリオットホテルのステイタス会員になると、チェックイン当日のアップグレードが期待できるので、とりあえず、一番安いレートで予約を入れておきます。なので今回も一番安い、13,300円で予約をしておきました。
待ち受けていたチェックイン時のまさかの劣悪対応
プラチナ会員へのホテルの対応を楽しみにしていたので、ホテルに早く着けるスケジュールを組んだのですが、チェックインは15:00だったので、それに合わせて、なんとか時間を潰して15:00にホテルへ到着するように車を走らせました。
しかし、ホテルに着くと、まず「第一駐車場は満車です。第二駐車場に行ってください」と言われ、ホテルから離れた駐車場に停めさせられ、さらに離れた駐車場からようやくホテルのチェックインカウンターに戻ってきた私を待ちうけていたのは、チェックインするために並んでいる大行列。
しかし、マリオットホテルやSPGホテルはもちろん、ANAやJALでもステイタス会員である私は、慌てることもなく、ステイタス会員(マリオットホテルではリワード会員と言います)専用のチェックインカウンターを探します。
しかし・・・
ない!ステイタス会員専用のチェックインカウンターがない!
例えば、マリオット名古屋だとカウンターの一番左レーンは「リワード会員専用」として確保されています。ここも並んでいる時もありますが、スタッフが声をかけて出来るだけ優先的にチェックイン出来るようにしてくれたり配慮があります。
しかし、今回の「リワード会員専用」のチェックインカウンターがない。これではどうしようもありません。仕方なく、大行列に並ぶ羽目に。
「おれはプラチナ会員だぞ」というステイタス会員になると、気が大きくなってイケてない大人になってしまう人がいますが、今回はちょっとその気持ちがわかったような気がします 笑。
しかし、その悪魔の声を聞こえないふりをして何とか大人しく並んでいましたが、やはりどうしても納得がいかず、とりあえずスタッフに、本当にカウンターがないのか?の確認だけしてみようと声をかけてみました。
私:「私はリワード会員なのですが、専用カウンターなどはありませんか?」
(あくまでも冷静に聞いてます)
スタッフ:「少々お待ちください」
(おっ?やっぱり専用カウンターがあるのか?)
スタッフ:「お待たせしました。はい、並んでいただくしかございません」
(なんやそれ、待たせた上に結局カウンターもないんかい(心の声))
私:「わかりました・・・」
・・・といった無用なやり取りを経て、相変わらずしばらく長蛇の列に並んでいると、ようやく別のスタッフが気づいてくれたようで、「リワード会員様でしたらこちらで受け付けさせていただきます」と声がかかりました。
「どっちやねん!」と心の中で思いながら、呼ばれたのは、例えばテニスのラケットを貸してくれるベルデスクのようなところでしたが、それでも大行列に並ばなくて良かったのでそれ以上のことは望みません(でも実は、リワード会員専用カウンターもありました。この話には後半で)。そしてようやくチェックイン。
初スイートルームへの無料アップグレード!
ベルデスクでのチェックインの際、早速、あの嬉しい言葉が聞けました。
「お客様はプラチナ会員でいらっしゃるのでお部屋をアップグレードさせていただきました」
これこれ!ステイタス会員になって良かったと思える一番の瞬間です。ようやく正規の(?)流れになってきました。
「ジュニアスイートでお取りしておりましたが、スイートも空いています。スイートは和室になりますが、いかがなさいますか?」
と、まさかのスイート選択のチャンスが。
(そりゃ、ジュニアスイートより、本物スイートに決まってるでしょ)と思いつつ、「ではスイートでお願いします」と、心はドキドキしてるのに、あくまで澄ました顔で冷静に伝えました(笑)。
スイートは専用フロアでまさかの○○があった!
ルネッサンス・リゾート・鳴門のスイートルームは7Fにあり、7Fは鍵がないとエレベーターが止まらない専用フロアになっています。
以下はルネッサンス・リゾート・鳴門の公式ホームページにある館内図ですが、7Fの案内が一切書かれていません。こういう「一般人お断り」的な場所に案内されるのって、ステイタス会員の密かな魅力ですよね。
(出所:ルネッサンス・リゾート・鳴門HP)
でも、実際には下の画像のオレンジ色が付いているところが7Fで、スイートルーム専用フロアになっています。
7Fの展開図。ルネッサンス・リゾート・鳴門は巨大な建物ですが、スイートは7部屋しかありません。
しかも!です。7Fに案内されると、一番先に紹介された施設が「温泉」。
ルネッサンス・リゾート・鳴門には1Fと8Fに展望大浴場があります。それは結構宣伝されていますので私も知っていました。
しかし、チェックイン時にあれだけ行列に並ばされたんだから、温泉はごった返しているだろうな・・・と半ばあきらめていたのです。
しかし、7Fにも温泉がある?
そう、この「温泉」は7F専用の温泉「浅葱」だったのです。
上記の図のちょうど705号室の隣が専用温泉になります。1Fと8Fの温泉が人でごった返している状態を想像していましたが、「スイートルームが7つしかないフロアに専用風呂があるということは、結構空いてる?」などと想像すると、ワクワクしました。実際、1泊で5回温泉には入りましたが、他の宿泊者では、たった一人に一度だけ温泉の中でお会いしただけでした。
これは、旅行に行った先での温泉を楽しみにしている私にとって本当にサプライズでラッキーでした。
以下は実際の温泉です。
(中には誰もいないことを確認の上、撮らせていただきました)
ウッドベースの温かみのある温泉です。
ウッドと黒のコントラストが美しく高級感が漂います。
お風呂からも海が一望できます。デッキにも出ることも可能です。
スイートルームフロア(7F)専用「ルネッサンスフロア」サービス
前述の通り、チェックインで並ばされた話は既にお伝えしました。しかし、実際チェックイン手続きを行ったのは「ベルデスク」。もう少しちゃんとしたカウンターはないのだろうか?と考えてはいましたが、やっぱりありました。スイートルームフロア(7F、ルネッサンスフロア)に専用ラウンジがあるではないですか!
右手奥が7Fルネッサンスフロア専用カウンター
鳴門大橋が一望出来ます。
その他、コーヒー、紅茶、すだちジュース、新聞、雑誌などが用意されています。
ここを見た瞬間、「最初からここに案内してチェックインしてよ~」と叫びたくなりました(笑)なぜそうしてくれなかったのか?未だにわかりません。専用カウンターはありません!とハッキリ言われたんだけどな・・・(ちなみにチェックアウトはもちろん、ここでした・・・)
いざ、スイートルームへ
そしていよいよスイートルームへのご案内。この瞬間って、もう何とも言えない気分ですね。プラチナ会員になってよかった!と思える瞬間です。
ルネッサンスフロア専用カウンターがあるラウンジを抜けて部屋へ向かいます。
部屋はジャパニーズスイートというだけあって純和風。
玄関。広っ!
メインのお部屋。ここも広い。この時点で広すぎてどこに座って良いか、荷物をどこに置いて良いか、分からないレベル。笑。ちなみに12.5畳あります。
隣にあった和室。まったく使いませんでした(広すぎて使い切れませんでした)。こちらは6畳。
メインのお部屋のとなりはマッサージチェア専用部屋。贅沢な間取りです。また海を見ながらのマッサージは格別でした。
マッサージチェア部屋から見える景色。海が見えるって本当に良いですね。
こちらは全く使わなかったセカンドルームからの眺望。借景的に撮ってみました。
洗面所は独立したレイアウト。
一応、風呂もあります(私は温泉に行くから使わないけど)。でも完全に一人で海を見ながらお風呂に入りたい人には良いですね。ちなみに玄関の写真にあるようにトイレも独立しています。
その他、設備は、、、
・高速インターネット
・リラクゼーションチェア
・DVDプレーヤー
・ドライヤー
・金庫
・アイロン・アイロン台
・物干しロープ
・湯沸しポット
・シューミット(靴みがき)
※各階に無料のランドリーと製氷機コーナー
アメニティは、、、
・季節のお花(一輪挿し)
・ミネラルウォーター2本入室
・レイトチェックアウト(12:00)
・鳴門地酒&阿波菓子セット
・ターンダウンサービス
・ロクシタン シャンプー
・ロクシタン コンディショナー
・ロクシタン シャワージェル
・ロクシタン ボディーローション
・ロクシタン ソープ
・ゆかた
・爪やすり
・ハブラシ
・ハンドソープ
・ひげそり
・ヘアーブラシ
・コットン・綿棒
・タオル:ハンド・フェイス・バス
と、なっています。ロクシタンが何気に良かったです。
ルネッサンス・リゾート・鳴門は滞在型ホテル
ルネッサンス・リゾート・鳴門はお部屋、温泉はもちろん、それ以外にも海を中心とした充実したレジャー施設があります。
上の写真は、部屋から見た眺望ですが、ホテル一帯がリゾート化していて、プールや海水浴場、そして釣り堀などがあり、家族で楽しめるようになっています。
プール。今回は冬に行きましたのでプールは使えませんでしたが、夏に行ってみたいです。
広々とした海水浴場。ホテルに隣接しているので、水着で行って帰って来れます。
釣堀。タイがたくさん泳いでました。
テニスコートもあります。
その他、レンタサイクルや大鳴門橋クルージング、モノづくり工房や体験プログラムなど、いろいろな遊びが用意されています。これらの見ると、家族で滞在、というイメージが強いホテルです。
スイートルームへのアップグレードはどのくらいお得か?
今回、マリオットホテルのプラチナ会員になって初めての宿泊でしたが、いきなりスイートへのアップグレードが実現しました。
ちなみに冒頭に書いたようにジュニアスイートへのアップグレードが事前に準備されていましたが、ジュニアスイートの部屋はこんな感じです。
(出所:ルネッサンス・リゾート・鳴門HP)
ジュニアスイートルームの部屋の中は後で知ったのですが、こんなに良い部屋ならジュニアスイートルームでも良かったかな、という感じです^^;いきなり「ジュニアスイートにしますか?スイートにしますか?」と聞かれたら、「スイートで」と言ってしまいますよね・・・次回はこの部屋へのアップグレードを期待したいです。
ちなみにこの部屋は「コートダジュール・スイート」という部屋ですが、その他に「リヴィエラ・スイート」という部屋がありますが、それぞれ1部屋づつしかない貴重な部屋になっています。
スイートは和室で広々しているので、家族や大勢の人で宿泊する時に向いています。ジュニアスイートは夫婦やカップル向けですね。あなたがルネッサンス・リゾート・鳴門のアップグレードで選択肢が提示された時はお好みで選んでみてください。
ところで、今回のスイートルームへのアップグレードは宿泊料金としてどのくらいお得だったのか?を見てみます。
今回の宿泊は基本料金が13,000円でした。これをせっかくの広い部屋なので、仮に家族4人で宿泊することを仮定すると、追加2名の大人料金+サービス料金+各種税金・手数料で約15,000円程度追加になりますので、約30,000円程度となります。それでも安い。
一方、私が宿泊したスイートの料金を調べてみると、、、
夕食が付いているプランですし、日付が異なりますので、単純比較は出来ませんが、1泊で162,000円の値段が付いています(ちなみに日付は何度か変えてみましたが料金は同じでした)。これはルネッサンス・リゾート・鳴門の公式ホームページの案内ですから、基本的に最安値のはずです。
マリオットホテルのプラチナ会員というだけで、無料で162,000円のスイートルームにアップグレードしてくれるんです。お得ですよね。
マリオットホテルのプラチナ会員に最短でなる方法
では、今回のスイートルームへのアップグレードが体験できるマリオットホテルのプラチナ会員にはどのようにしたらなれるのでしょうか?
年間で75泊以上が必要です。
・・・はい、まともにいくと無理ですね 笑。
「年間で75泊って・・・やっぱりプラチナ会員になれるのはリッチな人だけなのか。。。」
と、あきらめた方へ朗報です。実は、私の場合、9泊(※)しただけでマリオットホテルのプラチナ会員になっています。あなたも同じようにやればプラチナ会員になれます。
(※マリオットとSPGの統合後は16泊となっています)
本当にザクッとプラチナ会員になる方法をお伝えすると以下のようになります。
SPGアメックス(AMEX)カードを発行する
↓
マリオットホテルグループのゴールド会員になる(自動)
↓
マリオットホテルのプラチナチャレンジを実行する
↓ 16泊する
マリオットホテルのプラチナ会員になる
この方法は、裏技でも何でもないですが、プラチナチャレンジ自体は公表されていません。その辺りもしっかり解説していますので、マリオットホテルプラチナ会員にご関心がある方は以下のページをご覧ください。読んでそのまま順番に実践していただくと、プラチナ会員になることができます。
ぜひ、充実したホテルライフを!