2017年、初のANAフライトはやっぱ沖縄でしょ。
ということで、関西-那覇、那覇-関西で往復してきました。そして帰りの便は、ANAで初となるプレミアムクラスへの当日アップグレードに挑戦。年初からワクワクしまくりです。
当日アップグレードに関しては後日。
今回の沖縄、実はANA便での沖縄フライトがメインの目的ではありませんでした。先日、ヒルトンHオナーズ(Hilton H Honors)のゴールド会員になったので、その威力とやらを生で体験してみたい!と思い立ち沖縄へ、というのが本当の目的です(ヒルトンホテルは全国、いや全世界にあるわけですが、沖縄をチョイスしたのはやはりマイラーとしての血が騒ぐから?)。
ちなみにヒルトンホテルは、度々50%オフのキャンペーンを開催しており、格安、激安でヒルトンホテルに宿泊出来ます。もちろん、ヒルトンHオナーズ会員のみ対象です(今回はこのキャンペーンは使ってない)。
ダブルツリーbyヒルトンについて
ヒルトンHオナーズゴールド会員はたくさんのメリットに溢れています。ヒルトンHオナーズゴールドのメリットはこちらの記事にまとめてあります。
今回は、そのゴールド会員のメリットを堪能するために那覇市にあるダブルツリーbyヒルトン那覇に宿泊。
沖縄のヒルトンホテルは、私が宿泊したダブルツリーbyヒルトン那覇(2012年4月開業)、ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城(2016年7月)、ヒルトン沖縄北谷リゾート(2014年7月開業)の3つがあります。
ちなみに今、沖縄で4つ目となるヒルトンホテル開業計画が金武町で進んでいます。ヒルトンの沖縄へかける意気込みは相当なものですね。開業したらぜひ泊まってみたいです。
なお、ダブルツリーbyヒルトンというブランドですが、世界6大陸の都市部、そしてリゾート地において急成長を遂げているヒルトン・ワールドワイドのホテルブランド。ホテル数は全世界440軒超、総客室数は約40,000室。ダブルツリーbyヒルトンの特色としては到着時にもらえるダブルツリーbyヒルトン特製の温かいチョコチップクッキーが有名です。なおダブルツリーブランドは日本では沖縄にしかありません。
そしてこのダブルツリーbyヒルトン那覇も2012年にホテルソルヴィータプレミア旭橋という元々あったホテルをリブランドしたものです。ですので、あまりハード面は期待できませんが、ホスピタリティやゴールド会員向けのサービスの体験が主な目的です。
それにしてもヒルトンHオナーズのゴールド会員になっただけで、ヒルトンについてドンドン詳しくなるような気がします。これもステイタス会員の魅力、というかこうやって病みつきになっていく心理を利用する罠にハマっているということでしょうね。
ダブルツリーbyヒルトン那覇の口コミします
ダブルツリーbyヒルトン那覇はゆいレールの旭橋駅の目の前にあります。徒歩1分くらいなのでとても便利なところにあります。
まず、フロントにて。
「あの、陸マイラーHiroと申します」
「Hiroさま、いつもご利用ありがとうございます」
と、ごくごく一般的な挨拶が交わされます。でも中身は違います。一般的な挨拶とは違って、この時点でスタッフは端末を見ているわけで、私がゴールド会員だということをチェック済みの状態です。
で、このスタッフが端末画面を見た時のリアクションで、「あ、ゴールド会員だ」という、良く見ていないと見逃してしまうスタッフの挙動がステイタス会員の心をくすぐります。その証拠に今回のスタッフも明らかに表情とトーンが変わり応対が丁寧になっていました。
そして、ゴールド会員向けの数々の説明がなされます。そして恒例のチョコチップクッキーが。
このチョコチップクッキーは、アメリカでは家庭でクッキーを焼くことをお母さんから必ず教わるほど、クッキー文化が発展しているので、ヒルトンホテルに来た時に渡されるのは、「おかえりなさい」という意味が込められているそうです。
でも、ちょっと甘すぎるかな。。。遠くから移動してきて疲れた体にはいいかもしれませんが。このあたりも日本人の口に合わせてくれたらベストなんだけど。日本人がオーナーならやるな、きっと。
次に渡されたのはWiFiパスワード無料券と、ウェルカムドリンク券。これもゴールドならではのサービス。このウェルカムドリンク券ですが、ダブルツリーbyヒルトン那覇は前述の通り、ホテルソルヴィータプレミア旭橋からのリブランドなので、通常ヒルトンホテルにあるエグゼクティブラウンジがありません。ですので1Fのレストランでのドリンク提供になります。ちなみに「GoldVIP」と書いてあるのが心をくすぐります(明らかにゴールド初心者)。
なお、このフロントでのスタッフとのやり取りの間、隣でチェックインしていた韓国人の対応をしていた日本人女性スタッフの英語の発音が超スゴ良すぎて、逆に外国人が聞き取れない、という事態になっており、その日本人女性スタッフの英語力に感心するとともに、発音良すぎて伝わらなかったらポスピタリティ面でダメじゃん、とも思ってみたり。そっちの方が気になって仕方ありませんでした(どーでもいいことですみません)。またダブルツリーbyヒルトン那覇に宿泊されたら、超スゴの発音が聞こえてきたら「あ、この人だ」と思ってもらえるかもしれません。
最後に、ルームキーが手渡されます。
「VIPGold」ってちゃんと書いてあります。なお、ヒルトンHオナーズゴールド会員は朝食が無料になります。このメリットは本当にありがたいと思うメリットの一つです。ダブルツリーbyヒルトン那覇では、この朝食時に朝食券などはなく、このルームキーをスタッフに見せることでレストランへ入れます。この時のスタッフの「あ、ゴールド・・・」というリアクションと瞬時にグレードアップされる笑顔も見逃せません。
それから、ダブルツリーbyヒルトン那覇では朝食会場の席の予約もしてくれました。最近の沖縄は外国人だらけで、ワイガヤの中、日本人がやっとのことで席を確保し、肩身の狭い想いで食事をすることが少なくありません。しかし、そこはゴールド会員、時間だけ指定すれば席を予約してくれます。このサービスは行くまで知らなかったので、結構うれしかったです。実際朝食に行った時、満席だったのですが、私の席だけポツンと空けてくれていたのですぐに座れました。
さて、いよいよ部屋の中へ。
今回は9階へ宿泊。
こんな何気ないオブジェにもステイタスを感じてしまう自分がいます(庶民すぎ)。
今回お世話になったお部屋。今回はクイーンベッドルームを予約していましたが、チェックイン時にクイーンベッドプレミアム(マッサージ機付き)の部屋にグレードアップされました。ちょっと期待したレベルのアップグレードではありませんでしたが、スタッフから「お客様のお部屋をアップグレードさせていただきました」という魔法の言葉を聞くと、やはりテンション上がります。
ちなみにこのヒルトンのマッサージチェア。実は賛否両論です。「あると部屋が狭くなるので邪魔」という方もいらっしゃいますが、私は賛成派かな。そもそもホテルの部屋がだだっ広くても移動が多くなって逆に不便だし、今回の部屋は大きくはないけど、十分に歩き回れるスペースがあり、特に今回は連日の仕事で疲れていてマッサージしたい気分だったのでグッドタイミングでした。荷物の置き場所としても大活躍です。なお、最大で15分マシンが動く設定なのですが、4回くらい連続でやりました(笑)。
個人的にシングルユースで利用の際は、ツインベッドではなくダブルベットをチョイスする派です。今回も十分な大きさのダブルベットでしたので気持ち良く休むことが出来ました。
バスルームも広々。バスタイムもゆっくり出来ました。最近、ホテルを選ぶ時、バスタイムを快適に過ごせるという条件が優先順位高くなってます。でも予約サイトでお風呂の写真って、温泉でもない限り情報がないんですよね。
ちなみにこんなお菓子ももらえました。沖縄らしくてかわいいのでパチリ。
部屋からの夜景。眼下に見えるのがゆいレール旭橋駅。向かいにリーガロイヤルグラン沖縄ホテルが目に付きます。あっちの方が豪華かもね・・・ということは考えないようにしましょう。
なお、ヒルトンHオナーズゴールド会員になると、部屋の種類のアップグレードも楽しみですが、同時に高層階へのアップグレードという側面もあるので、こちらも楽しみです。今回も2階で予約されていたところ、9階へのアップグレードでした。写真を見ていただいてもわかるとおり、ダブルツリーbyヒルトン那覇の低層階は旭橋駅の目線とばっちり合ってしまうので、出来れば避けたいところ。ゴールド会員のメリット様様です。
一通りアップグレードされた部屋を堪能したら、ウェルカムドリンクをいただきにレストランへ。皆さん外食に出られているのか、レストランはガラガラでした。様子を見ていると、ドリンクだけ飲みに来ている女性が一人。「あの人もゴールド会員かな~」なんて妙な仲間意識を勝手に持ちつつ、こんな「自分は特別だ」という感情もゴールド会員になっていないと感じることがないだろうな、などと考えながら、冷たいビールを堪能しました。
そして、楽しみにしていた朝食。
なんてハイグレードホテルの朝食って魅力的なんでしょう。普段は朝食をこんなには食べないのですが、ついついあれもこれもと取ってしまいます。ちなみに庶民だけど、もはやゴールド会員なので取らなきゃ損!的な感覚とは少し違います。
今回はダブルツリーbyヒルトン那覇で一泊でしたが、十分にヒルトンHオナーズ会員のステイタスを感じさせていただく宿泊となりました。私自身、これまでJALやANAのステイタスには高い関心を示していましたが、ホテルのステイタス会員もJAL、ANAといったエアラインに劣らず、会員の心をくすぐるとても充実した内容になっていると思います。
しかも、ヒルトンHオナーズゴールド会員は、簡単にステイタスの地位を獲得することが出来ます。詳しくはこちらに書いていますので、ご興味のある方はぜひ。
ダブルツリーbyヒルトン那覇のホスピタリティを口コミしておきます
実は、この宿泊の後日談があります。
明らかにホテル側のミスだったので、対応をお願いしたのですが、ここでもゴールド会員になったことによる自分自身の心境の変化を感じることになります。
ダブルツリーbyヒルトン那覇に宿泊した後、とあるホテル側のミスに気付いた私は、ホテルに電話をしました。いわゆるクレームの電話です。ですので、今までの私でしたら、「一体どうしてくれるんだ」的なトーンで電話をしたかもしれません。しかし、いまや私もヒルトンホテルのゴールド会員。ステイタス会員はそんなクレーマー染みたことはしません。ですので、落ち着いた口調で対応を求めました。
すると、ホテル側もすぐにミスを認め謝罪と対応を約束してくれました。なんと気持ちの良いクレーマー(私)とホテルの応対でしょう。世の中、落ち着いて交渉すれば、もっと平和な世の中になるのにな、そんなことすら考えるほど、気持ちの余裕が出来ている自分に驚きました。これもゴールドステイタス会員の威力ではないでしょうか。
ダブルツリーbyヒルトンでチェックインの際にプレゼントされるこのクッキー、実は販売もしていて、7枚で1300円(税別)で購入することが出来ます。
ホテル滞在時、「へぇー、販売もしてるのか。でもちょっと高いかな・・・」などと考えていただけのこのクッキーが、ホテル側のミスのお詫びに、ご丁寧なお手紙と合わせて「2セット」も送られてくることになるとは。
とても迅速かつ丁寧なクレーム対応でした。さらにこんなサプライズまでいただいて、ダブルツリーbyヒルトン那覇のスタッフの方々、本当にありがとうございます。
これぞ、ホスピタリティ。
私の想い出をよりグレードアップして記憶させてくれるホスピタリティを提供してくれるヒルトンホテルとステイタス会員制度。ゴールド会員の年会費はすでに元を取りました。おすすめです。
ヒルトンHオナーズゴールド会員入会方法とお得なメリット(特典)を解説
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