【SFC修行】SINタッチでプレミアムポイントを貯める方法はなぜSFC修行僧に人気なのか?まとめてみた。

 

 

 

プレミアムポイントを効率よく貯める方法として、マイラー業界では【SINタッチ】と呼ばれる日本〜シンガポールを単純往復するフライトが人気です。そのシンガポール便の中でもプレミアムエコノミークラスで行く【SINタッチ】が人気路線となっています。

 

 

 

では、なぜプレミアムエコノミークラスで行くSINタッチが修行僧に人気なのでしょうか?【SINタッチ】という言葉は聞いたことがあるけれど、なぜそんなに人気なのか?がわかっていないあなたのために、以下の通り人気の理由をまとめてみました。

 

 

1)運賃が安く設定されている

 

→航空会社は激戦区ほど運賃を安くせざるを得ません。日本〜シンガポール線もその一つ。シンガポールはビジネスでも観光でも大変需要がある国で、しかもシンガポールのチャンギ空港は世界屈指のハブ空港ですので、路線を設定しやすい事情もあります。そのため多くの航空会社が乗り入れて激戦区となっており、運賃が安くなる傾向にあります。ちなみに私がSINタッチを敢行した時の運賃はプレミアムエコノミーで99,000円でした。

 

 

2)週末のみで往復出来る

 

→時間に余裕がある方なら問題ないですが、暦通りの休みしか取れない方は、連休や週末を利用してのフライトを余儀なくされるため、あまり長距離のフライトを選択出来ない事情があります。その点、シンガポールは週末の土日で往復が可能です。もちろん、私も土日で敢行。

 

 

3)プレミアムエコノミークラスの設定がある

 

→シンガポールへのフライト時間は約7時間。修行とはいえど7時間をエコノミーのあの狭い席で過ごすのは抵抗あるという修行僧もいると思います(過酷な環境やタイトなスケジュールがお好みのドMな修行僧除く。笑)。そこでANAでシンガポール便に設定しているプレミアムエコノミークラスでフライトすると、座席が広く、しかもボーイング787の最新鋭機なので快適なフライトを楽しめます。ANA公式プレミアムエコノミークラスの詳細はこちら

 

 

 

4)プレミアムポイントが大量に貯まる

 

→SFC修行をされる方にとって最も大切なメリットは何と言ってもこれですよね。まず、プレミアムエコノミークラスはプレミアムポイント計算のベースになるマイルの積算率がエコノミークラス(格安運賃:U/Q/H、V/W/S)が50~70%のところ、100%にアップします。また、エコノミークラス(同)は搭乗ポイントが付きませんがプレミアムエコノミーは400ポイントが付加されます。さらに、プレミアムポイント獲得には近距離路線ほど、高い倍率の係数が設定されています。国内線の2倍が最高ですが、国際線でもアジア路線は1.5倍に設定されており、ここでも効率良くプレミアムポイントを貯めることが可能です(これは搭乗クラスに関係ありませんが)。

 

 

 

では実際どのくらいプレミアムポイントが貯まるのか、以下の通り表にしてみました。

 


搭乗クラス
予約クラス 積算率 フライトマイル 路線倍率 搭乗ポイント プレミアムポイント(PP)

ビジネス
J 150% 4968 1.5 400 7852

ビジネス
C/D/Z 125% 4140 1.5 400 6610

プレミアムエコノミー
E/G 100% 3312 1.5 400 5368

エコノミー

B/M

100% 3312 1.5 400 5368

エコノミー
U/Q/H 70% 2318 1.5 0 3477

エコノミー
V/W/S 50% 1656 1.5 0 2484

 

 

ご覧の通り、プレミアムエコノミーだと5368プレミアムポイントが貯まりますので、私がフライトした運賃99,000円だとPP単価は9.22円になります(実際には国内線も含むのでもっとPP単価は下がります)。

 

 

5)ANA LOUNGEの利用が可能

 

プレミアムエコノミーで搭乗するとANAのステイタス会員しか利用出来ないANA LOUNGEが利用出来ます。SFC修行僧なら、おそらくステイタス会員ではないはず。その身分で過ごすANA LOUNGEは夢の世界です。個人的な意見としては、各航空会社ではこの様にステイタス会員ではない人が、ラウンジを使える機会をところどころで設定しているのですが、この仕組み、本当に航空会社は良く考えているなーと思います。だって一度経験したらまた利用したい!→ステイタス会員を目指さなければ!ってなりますもんね 笑。

 

 

 

 

6)シンガポールのチャンギ空港が素晴らしい

 

【SINタッチ】と言われるくらいですから、乗って行った機材で日本へ引き返すことが修行僧の間では常識です 笑。ですので、シンガポールに入国して、観光して、、、などと悠長なことを言っている時間は修行僧にはありません。となると必然的に到着した空港で過ごす時間が長くなりますが、シンガポールのチャンギ空港は前述の通り世界屈指のハブ空港ですから、空港設備も充実していて24時間利用出来る施設が多くあります(ただし、制限エリア内だけの話なので注意。以前、ウッカリ制限エリアを出てしまい、えらい目に遭いました)。24時間空港と言いながら、空港内の施設がほとんど閉まってしまう関西空港とは天と地の差です(成田、羽田はホント酷いですし、ハブ空港と言われるインチョンやスワンナプーム空港でも同じ)。また、プレミアムエコノミークラスで行くとANA LOUNGEが利用出来ますし、プライオリティーパスを持っていれば、エコノミークラスでも10以上あるラウンジのハシゴも出来ます。こんなに過ごしやすい空港はアジア圏では他にありません。よって日本で空港に着いたらその瞬間から、ANAラウンジ⇒広い座席でフライト⇒プライオリティパスラウンジ⇒広い座席でフライトと、長時間どっぷり非日常の世界に浸ることが出来ます。

プライオリティパスについての詳しい記事はこちら

 

 

シンガポールのチャンギ空港に到着したらまず目に飛び込んでくるオアシス。あちこちにあります。

 

 

これ、深夜0時ごろのチャンギ空港。他の空港と明らかに活気が違います。

 

 

 

以上、プレミアムエコノミークラスで行く日本〜シンガポール便を利用したいわゆる【SINタッチ】の人気の理由を挙げてみましたが、こうやって改めて考えてみてもSFC修行僧にとって魅力あるフライトだと思います。

 

 

さらに追加情報ですが、日本〜シンガポール便と言っても、修行僧は直行便をほとんど使いません。その理由は一度のフライトで出来るだけのプレミアムポイントを稼ぐためです。そのために日本~シンガポールの前後に国内線のフライトをセットします。ちなみに私も関西ー羽田ーシンガポールの往復でフライトしました。

 

 

 

さらに出発地を沖縄にするフライトも人気です。例えば、関西ー那覇ー羽田ーシンガポールというフライトを設定します。このうち関西ー那覇は別途フライトを手配する必要がありますが、那覇ー羽田は、羽田ーシンガポールの国際線の国内線乗り継ぎになるため、通常なら往復60,000円以上するフライトが往復10,000円になり、格安でフライト出来る上にプレミアムポイントも100%積算なので1968ポイント(往復で3936ポイント)貯まりますので(PP単価は驚異の2.54円!)、那覇ーシンガポールを飛ぶと14672ポイント貯まって、PP単価は6.75円に下がります(さらにこれプラス、別途手配した関西ー那覇便のプレミアムポイントも貯まります)。よって、このプレミアムエコノミークラスによるシンガポールへフライトはプレミアムポイントを大変効率良く貯めることが出来るのです(ただ、関西発だと土日では最終、関西まで辿り着かないのでこのフライトは組めません。残念!でも一日休めばOK。2017年1月現在)。

 

 

実はこの記事は実際に上記のフライトをしている最中、シンガポール上空のボーイング787の機内で「この記事を読んで、このフライトに搭乗してみたい!と思う修行僧が現れてくれるといいな」と思いながら書いています。

 

 

 

修行というほどハードでもなく、最新鋭機で飛んで、最先端の空港で過ごして、土日で完結する座席が広い格安フライト。非常にバランスが良いフライトだと思います。SFC修行をされる修行僧の方はぜひ一度は組み込んでみてください。

 

 

 

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