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まず結論。年間216,000マイルという劇的なスピードでマイルを貯めていく方法は、飛行機に乗って加算されるマイルや、ショッピングのカード決済で貯まるマイルを貯めていく方法ではありません。劇的なスピードでマイルを貯めるには、ポイントサイトを利用します。
ポイントサイトとは?
ポイントサイトとは、Webサイトを通じて、ショッピングやサービスの利用、あるいはアンケートの回答やゲームを利用すると、現金にも交換出来るポイントが貯まるポータルサイトのこと。例えば、陸マイラーの中でも超メジャー級のポイントサイト「ハピタス」で説明します。

このハピタスには、ハピタスの集客力に着目した各企業が、自社の商品やサービスの広告を出します。もしあなたが、その広告をクリックし、商品を購入したり、サービスを利用したりすると、広告を利用したあなたに謝礼としてポイントが付与されます。この時、ハピタス自体も各企業から紹介手数料をもらえるので、各企業もハピタスもあなたも、三方よしの状況が作られている仕組みがポイントサイトです。
例えば、あなたがいつも利用している楽天も、ポイントサイトを利用(経由)してショッピングをすると、ポイントサイトのあなたのアカウントにショッピング額の1%(ハピタスの場合)のポイントが付きます。一方、従来の通り楽天のアカウントにも1%付きます。同じものを買うのに、ポイントサイトを利用するだけで、ポイントがいつもの2倍=2%が付くことになります。
ちなみに本をよく読む方。楽天ブックスだと2%のポイントが付きますので、楽天本体のポイントと合わせると、3%のポイントが付くわけです。さらに楽天の方でもキャンペーンに乗ると、一度の買い物で、3%以上のポイントが獲得出来ることも。ひと手間かけるだけでかなりお得になります。

また、ポイントを稼ぐための代表的なサービスは、カード発行です。仮に上記のPontaカードを発行するとします。Pontaカードは、ローソン利用時にポイントが付きますし、JALマイルにも交換出来るようになったので、今、人気のカードです。

このPontaカードを発行すると、2,800ポイントがもらえます。ハピタスでは1ポイント=1円の価値がありますから、カードを発行するだけで2,800円分のポイントをもらったことになります。しかも、このPontaカードは年会費永年無料ですから、カードを一枚発行するだけでポイントがもらえるということは、あなたは全くのノーリスクでポイントをもらえたことになります。
なお、このもらえるポイント額は常に変動します。例えば、Pontaカード発行会社が「もっと会員を増やしたい」と思ったならば、顧客獲得の広告費をドカンとつぎ込みます。そんな時、タイミングによっては2,800ポイント⇒最大8,000ポイント(8,000円分)くらいもらえることもあります。
もらったポイントはマイルへ交換しよう
このように商品を購入したり、サービスを利用したりした際に貯まるポイントサイトで獲得したポイントは現金にも交換出来るのですが、マイルへも交換が可能です。このブログを読んでいるあなたは、マイルを貯めることが目的だと思います。また、交換したマイルは1マイル=2~10円の価値を持つので、貯めたポイントを最大限価値を高める点でもマイルへの交換をおすすめします。これ以降は貯めたポイントはマイルへ交換する前提で説明します。
しかし、マイルへ交換するといっても、ポイントサイトによってはポイントサイト⇒マイルへは直接交換出来ないか(ハピタスは不可です)、もしくは交換できても交換比率が低くなっています。
そして、ここからがノウハウになりますが、実は、ある特定のルートを通じて、ポイントをマイルへ交換すれば、最高81%(ANAマイルの場合)の交換比率で、ポイントをマイルに交換することが出来るのです。
「ある特定のルート」とは?
「ある特定のルート」とは、「ポイントサイトを繋いで行くルート」です。具体的には以下の図をご覧いただくと分かりやすいと思います。

上記の図を見ていただくと分かる通り、ハピタスを起点に数々のポイントサイト(三井住友カードや東京メトロはポイントサイトではないですが)を交換しながら経由していくと、最初のポイントサイト(ハピタス)で貯めたポイントの81%分のマイルを貯めることが出来るのです。
ちなみにポイントサイトから直接マイルに交換した場合の交換率の相場は30~50%です。例えば上記の図にもある「Pex」というポイントサイトで見てみると、

※Pexは10ポイント=1円相当となります。
ANAへの交換率は30%、JALへは50%となっています。それに比べて上記のルートだと81%ですから。10,000ポイントを直接交換してしまうと、3,000マイル~5,000マイルにしか交換できませんが、上記のルートだと8,100マイルが貯まります。
なお、上図のルートですが、ルート内にある東京メトロはソラチカカード(正式名称はANA To Me CARD PASMO JCBカード)に付随するポイントサービスであるので、ソラチカカードを利用することが必須となるため、ANAマイラーの中では「ソラチカルート」と言われています。(ただ、2018年4月1日から、LINEポイントを経由することが必須になったため、2018年3月31日以前のルートと区別して「LINEルート」とも呼ばれています。→詳しくはこちらをご確認ください。)
私のブログもこの「ソラチカルート」を前提に獲得できるマイル数などを記載しております。特に記載のない場合は、ポイント⇒マイルの計算は交換率81%で計算していると考えてください。私以外の方のブログもANAマイルについては基本、同じだと思いますので、まずはこの「ソラチカルート(LINEルート)」を頭に叩き込んでください。
ソラチカルート(LINEルート)で、貯めたポイントを高効率でマイルに交換出来ることを理解して、頭にたたき込んだら次の講座に移りましょう。
ポイントサイトに登録しよう~【第3回】ANAマイラー初心者講座