ハピタスなどのポイントサイトで、大量のポイントを稼ぐためには、カード発行が避けて通れません。
で、よくあるのが、異なる提携先のカードを発行した場合。
慣れてくると、だんだんわかってくるのですが、初めは、ポイントの額に気を取られて、ドンドンとカードを発行していると、
気が付いた時に、提携先は異なるが、「ANA」と書いたカードを複数枚持っていた・・・
ということが起こりえます。(実際、私もそうでした・・・汗)
この際、問題になるのが、マイレージクラブの「お客様番号」。

(source:https://www.ana.co.jp/)
私は以前、JALマイラーだったので、「お客様番号」はあまり気にしていませんでした。
なぜなら、JALマイレージだと、何枚カードを発行しても「お客様番号」は変わらないからです。
一方、ANAマイレージだと、「お客様番号」が変わってしまいます。(変わらないケースもあります。下記参照)
つまり、ANAブランドのカードを3枚持ったとすると、3つの「お客様番号」が発行されているケースがあります。
さらにややこしいのが、この3つの「お客様番号」ともANAマイレージクラブのWebサイトには、ログインが出来てしまいます。
なので、マイレージ残高を確認するくらいなら、ログイン出来てしまうので、問題ないというか、そのままにしてしまいがちなのですが、主に以下のような際に注意が必要です。
1.変更前のANAマイレージクラブのお客様番号で予約した場合
⇒新しいお客様番号では予約内容の確認・変更・キャンセルが出来ません。
2.国内線SKiPサービスの利用(変更前のお客様番号で予約した場合)
⇒新しいカードではSKipサービスを利用できません
3.ANA SKY WEB「会員専用ページ」の一部のサービス
⇒変更前のお客様番号では特典交換サービスが利用できません。
4.ANAカードファミリーマイルの利用
⇒ファミリーマイル会員資格を自動的に継続出来ない場合があります。
などなど。
このように、変更前後のお客様番号をしっかり管理しておかないと、ややこしいことになってしまいます。
これを回避する方法(対応策)として、以下の3点があります。
1.新しいカードを発行する際に、今持っている「最新」のお客様番号を入力しておく
2.Web上でマイル口座統合のお手続きから手続きをする
3.ANAマイレージクラブ・サービスセンターに連絡して変更手続きをする
これで更新(統合)手続きが出来ます。
そして、手続きを完了したら、「最新」のお客様番号をしっかりメモするなりして、管理をしておいてください。
一方、マイレージ口座の更新(統合)手続きが必要でない場合もあります。主なケースは以下の通りです。
- ANAカード本会員のコース変更(一般⇔ワイド)
- ANAカードカード家族会員(VISA・マスター)のコース変更(一般⇔ワイド)
- ANAカード有効期限の更新
- ANAカードの名義変更による再発行
- ANAカードの磁気不良による再発行
- ANAカードからスーパーフライヤーズカードへの切り替え
- ANAカード<学生用>からANA一般カードへの切り替え
- スーパーフライヤーズカードのコース変更(一般⇔ゴールド)
- ANAマイレージクラブカードからANAマイレージクラブEdyカードへの切り替え
こんな場合は、手続きが不要ですので、参考までに覚えておいてください。