モクシー(MOXY)ホテル大阪に早速宿泊してきました。

 

 

マリオット系列のホテルとして11月1日にオープンしたモクシー(MOXY)ホテル大阪に早速宿泊してきました。

 

 

 

まずマリオット系列のホテルってなんぞや?ということですが、世界中で5,000を超えるホテルをグループ化した巨大なホテルグループです。

 

 

その中には、ザ・リッツカールトンやルネッサンス・リゾート、コートヤードなどのブランドがあり、日本には以下の21のマリオットブランドのホテルがあります。

 

 

 

・軽井沢マリオットホテル
・ザ・リッツ・カールトン京都
・ザ・リッツ・カールトン沖縄

・オキナワマリオット リゾート&スパ

・名古屋マリオットアソシアホテル

・ルネッサンス・リゾート・ナルト

・南紀白浜マリオットホテル

・ルネッサンス・オキナワ・リゾート

・コートヤード新大阪ステーション

・大阪マリオット都ホテル

・モクシー大阪本町

・ザ・リッツ・カールトン大阪

・琵琶湖マリオット・ホテル

・伊豆マリオット・ホテル修善寺

・ザ・プリンス さくらタワー東京 オートグラフ コレクション

・コートヤード・マリオット銀座東武ホテル

・コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション

・東京マリオットホテル

・モクシー東京錦糸町

・ザ・リッツ・カールトン東京

・富士マリオット・ホテル山中湖

 

 

 

そして、今回宿泊したモクシーホテルですが、こちらはマリオット系列ではあるものの、日本にはまだ未上陸だったホテルブランドです。

 

 

 

そのモクシーホテルが東京と大阪の2カ所で同時オープンするということが以前からアナウンスされており、楽しみにしておりましたので、早速宿泊してみた次第です。

 

 

 

最寄り駅の大阪市営地下鉄堺筋線の北浜駅6番出口を出て、徒歩5分もかからない好立地にモクシーホテル大阪はあります。

 

 

 

まずはホテル外観から。

 

 

大阪のモクシーホテルは元々、補正用婦人下着などを販売するマルコ社の本社ビルだった建物を買い取り、ホテルにコンバージョンした物件なので、とてもシンプルな外観となっています。

 

 

 

しかし、一歩中に入ると様子は一変します。

 

 

 

モクシーは、「エネルギッシュでモダンな遊び心溢れたリーズナブルなホテルライフを提供する」ことがコンセプトのホテルです。
http://moxy-hotels.marriott.com/jp

 

 

 

2014年9月にミラノでオープンしたのがモクシーホテルのスタートで、ヨーロッパに15軒、アメリカに7軒、日本を含むアジアに3軒、合計25軒を運営しています。さらに今後、39軒がオープンする予定がある勢いに乗るホテルブランドです。

 

 

 

その勢いを裏付けるかのような、ホテルの入口を入っていくとエネルギッシュなロビーが待ち受けていました。

 

 

 

まずホテルというよりクラブのようなBGMがテンションを上げています。

 

 

 

ロビーにあるソファーやテーブルは個性のあるデザインを採用。

 

 

クッションなども様々な模様のものが用意されていて、奇抜な印象を醸し出している感じです。

 

 

壁にはミュージックビデオのような映像が流れていますし、そもそもフロントか、バーかわからない感じの造りになっています。

 

 

表には「バーやってます」の看板。ホテルの客だけではなく、一般客も受け入れようというコンセプトのようです。

 

 

 

さすが、日本初上陸とあって、これまでの日本にはないコンセプトのロビーに困惑しながらチェックイン。

 

 

 

まだ営業開始して数日ということもあり、スタッフは皆、不慣れな手続きをされていましたね。

 

 

 

さて、チェックインを済ませていよいよ室内へ。

 

 

今回は7階の部屋に通されました。そして、部屋もモダンな感じで統一されています。ちなみにモクシーホテルはベッドの快適性にこだわっているそう。たしかにベッドとシーツはとても心地良いと感じました。

 

 

その他、椅子やスーツケースを置く台が壁に掛けられてあったり、お風呂のドアが牢屋?の雰囲気を出していたり、小物類も変わった感じのものが置いてあります。

 

 

これはルームキー。こんなビビッドなルームキーのデザイン、日本のホテルでは考えつかないよね、きっと。

 

 

廊下を歩いていると、共有スペースには自分でアイロンをかける部屋があって、その中の壁に等身大?の人の絵が描いてあるのでビックリさせられたりもします。

 

 

エレベーターもモダンなデザイン。

カードキーをかざすと、行き先階が押せるようになっています。

 

 

朝ごはんはこのバーのカウンターに置いてあるパンと野菜をセルフで取り、なぜか主食が麺のようでヌードルバーがあって、みんな並んでいました。

 

 

このラーメン鉢?ボール?に、ビンに入れて分けられているラーメンの麺とトッピングを自分で乗せてキッチンのスタッフに渡せば温めてくれるシステム。斬新と言えば斬新ですが、正直なところ、何でこんな面倒なシステムになっているのか、しばらく考えましたが理解できなかったです。。。

 

 

 

最後に最も想定外だったのが、チェックイン前などに荷物を預かってもらう場合。当日、時間があったので荷物だけ預かってもらおうと、早めにホテルに行き、フロントで荷物を預かってもらいたい旨伝えました。

 

 

 

ところが、モクシーホテルでは荷物を預かるという概念がないようで、「ご自身で管理していただきます」といってロッカーを案内されました。少々困惑しましたが、冷静に考えると、ロッカーはホテル内ですし、無料。むしろフロントに預けて人の手で管理されるより安心かも。

 

 

ロッカーのデザインもシンプルかつモダン。

 

 

この鍵の設定方法ですが、以下の通りとなっています。
慣れないと意外に困惑してしまうので焦らないように。。。

 

 

 

荷物を入れる

OPENの状態で好きな番号を設定する

CLOSEに回す

数字をランダムに回しておく

 

 

 

なお、開ける時は設定した番号に回してCLOSE→OPENに回すだけです。

 

 

 

マリオットゴールド会員のメリットはほとんどなし

 

 

 

今年11月にOPENしたばかりのモクシーホテルですが、マリオットゴールド会員の特典がどのように利用できるのか?が知りたかったことが今回宿泊した理由の一つでした。

 

 

 

でも、結果は非常に残念さを感じることとなりました。

 

 

 

1)部屋のアップグレード
→なし

 

 

2)会員本人とゲストの朝食
→なし(しかも朝食をつけるなら1,300円の有料)

 

 

3)ラウンジアクセス
→なし(ラウンジがない、1階のバーも割引があるものの有料)

 

 

4)レイトチェックアウト
→13時まで(本日は忙しいからと言われた)

 

 

5)高層階のリクエスト
→案内されたのは中層階でした。

 

 

 

うーん、ゴールド会員としてのほとんどメリットはなかったですね・・・

 

 

 

現在はオープニングということもあってか、リワードポイントも2000ポイントボーナスを付けてくれますし、そもそも他のマリオット系列ホテルよりも安価に設定されているので、ホテル修行されている方や、「日本のホテルってどこもおなじじゃん!」と感じておられる方や、日本にいながら外国人に囲まれ、海外の雰囲気をお手軽に感じたい方にオススメのホテルです。

 

 

 

ものは試し、ぜひ一度宿泊してみてください。