マイルを使って特典航空券に交換する時の裏技~周遊航空券

 

 

 

マイルをせっせと貯めているあなたは、きっと、

 

 

ハワイに行きたい!

 

ヨーロッパに行きたい!

 

 

と考えて、目的地までの往復航空券をマイルを使って特典航空券に交換しようと考えていると思います。もちろん、これはこれでマイルの最大の魅力でもありますし、使い方としては間違っていません。

 

 

 

しかし、上記のように目的地までの特典航空券にマイルを交換した場合の最大の欠点というか、特徴は、「1ヶ所しか訪問出来ない」ということです。まだこの時点では、私が何のことを言っているか理解できてない方もいらっしゃるかもしれませんね。もう少し読み進めてください。

 

 

 

私が、マイルで特典航空券を発券する時に、最大のメリットとして考えていることがあります。それは、「周遊航空券を発券出来ること」です。

 

 

 

通常の発想だと、上記のように「○○に行きたい」ということで、行きたいところが決まっていることが多いのですが、一方、一度にいろいろな目的地を訪ねてみたい、と考えている方もいると思います。実例を挙げてみます。

 

 

 

例えば、仮に大阪を拠点にして考えると、沖縄までの特典航空券を発券する場合に、必要なマイル数は15,000マイルです(大阪~沖縄、レギュラーシーズン)。つまり、15,000マイルを利用して大阪~沖縄間の「往復」航空券が取れるわけですね。しかし、「せっかく旅行に行くのだから、沖縄以外も行ってみたい」という場合は、以下のような航空券がマイルを使って発券出来ます。

 

 

 

大阪⇒札幌⇒東京⇒ソウル⇒東京⇒石垣⇒大阪

 

syuyu

 

 

この特典航空券だと、出発点の大阪を除く、4都市を周遊出来ます。そのうち1都市は海外です。ですが、これだけ飛んでも、必要なマイルは、なんと大阪~沖縄間と同じ15,000マイルです。

 

 

 

なぜこんなことが出来るのか?というと、目的地以外の各フライトは「乗り継ぎ」扱いになるからです。したがって、複数の都市には訪問出来ますが、「乗り継ぎは24時間以内」という規定があるため、24時間を超えての滞在は出来ません。

 

 

 

しかし、これだけ特徴のある都市に訪問すれば、空港に着いた瞬間や、空港を出た時、および各地の代表的な都市に足を運ぶだけで、その地の雰囲気を味わえますよね。かつ、現地の美味しいものを食べて、少し観光してくるくらいなら、24時間あれば十分可能です。

 

 

 

もちろん、特典航空券発券の規定だけ守れば、これ以外の周遊航空券の発券も可能です。また、もう少しマイルが必要になりますが、海外の都市をいくつも訪問するプランも立てることが出来ます。この裏技を知っていれば、マイルを利用する幅が広がり、また、マイルを貯める意欲が一気に高まりますので、一度、ご自身で周遊プランを考えてみてください。